吉木の家、外観と空間の骨格づくりが進んでいます。輪郭だけだった場に、少しずつ表情が宿りはじめています。
丸太梁や木が幾重にも重なる空間に、開口まわりの設えも、少しずつ整ってきました。
丸太梁の静かな佇まいに呼応するように、開口部には木の枠を設え、素材の質感を揃えることで、内と外の境界がやわらかく馴染んでいきます。
リビングのようにゆっくりと過ごす空間では、広くひらいた開口から、陽の光が差し込み、そのぬくもりを、体で受けとめるような場に。
自然と目を閉じたくなり、外の気配がそのまま内へと満ちてくる。呼吸もまた、それに呼応するように、ゆっくりと深くなっていきます。
これから天井には杉板を張り合わせ、木々に包まれるような広がりをつくっていきます。見上げた先にも、やわらかな陰影と木の連なりが続いていきます。
吉木の家では、新月伐採の丸太を提供していただいた諸冨林業様の一枚板も生かすことに。
リビングやダイニング、廊下といったそれぞれの場に、一本一本の木が持つ表情を添えながら、暮らしの中で木を感じていく住まいへとつなげていきます。
素材の重なりが、空間の奥行きをつくり、やがてそこに、暮らしの時間が重なっていくように。本日も想建中です。