お問い合わせ
   
只今、
想建中。

三月五日|吉木の家|上棟、縁と円が重なる日

2026 03 05 16 35 00 000   株式会社原口想建



当日はご近所の方や、ご家族のご友人など、
顔なじみの方々にも多くお越しいただきました。
晴れた空に向かって舞う紅白餅。


上棟の餅撒きは、今も昔も変わらず、
人と人との縁を結び直す時間のように感じます。
餅を受け取る手と手。

その場で交わされる何気ない会話。
天気の話や、ご家族の近況、
子どもたちの成長の話。


そんなささやかな言葉のやり取りの中に、
季節の移ろいや、時の流れが感じられます。


便利なツールが増え、
必要最低限のやり取りだけで
物事が進むことも多い時代ですが、
人と人が直接顔を合わせる時間には、
それとは違う温度があります。

そうした時間の積み重ねが、
住まいは少しずつ表情を生み出していくのだと思います。

家を建てるということは、
建物をつくることだけではなく、
人とのつながりの中で暮らしを育てていくこと。


上棟の日は、
その始まりを感じる一日でもありました。

2026 03 05 18 27 00 389 28   株式会社原口想建



上棟を終え、丸太梁が家の骨組みとして据えられました。
住まいの土台を、力強く支える梁です。

かつては多くの家で見られた丸太梁も、
運搬のしやすさや構造の合理性から、
いつの間にか四角い材へと置き換わってきました。


吉木の家では、この丸太梁を
暮らしの中でも活かしていきます。
畑で育てた大根や玉ねぎを吊るし、
ゆっくりと風にあてながら干す。

丸太梁の下には、
季節ごとに違う野菜が並び、
風の流れや四季の移ろい、
日々の営みが重なっていきます。


家の中に、少しずつ積み重なっていく時間。
その積み重ねが、住まいに表情を生み、
その家ならではの佇まいをつくっていきます。
住まいとは、ただ建物として完成するものではなく、
暮らしの営みとともに育っていくもの。


吉木の家でも、
丸太梁の下で生まれる日々の時間が、
これからの季節をゆっくりと刻んでいきます。

2026 03 05 18 27 00 824 33   株式会社原口想建