武雄の家、前回から一ヶ月ほど経過し、少しずつ内側を整えていっています。武雄の家では、内壁をラワン板で仕上げていきます。天井の垂木あらわし等と、一つの空間としてバランスを整えていくために思考していきます。垂木に対し、ラワン板の表情や色味、経年変化など様々なバランスを考えます。現状のままでは少し明るく、垂木の質感に押されてしまいます。ラワン板をどの質感にもっていくか試行を繰り返します。との粉や蜜蝋ワックス試しますが、色合いが武雄の家の表情とは少し異なります。そこで、和室の白木に使用される、白木ワックスで試行すると空間の解像度があがりました。木の素朴で自然な風合いは残しながらも、経年変化の色合い、また木の保護も活きてきます。既存ではない何かを求めて思考と試行を繰り返し、ここだけの「武雄の家」にまたひとつ近づきました。ラワン板、梁や垂木にあわせて隙間などを防ぐ見切りは、杉で細かく丁寧に仕上げていきます。夏もおわり秋にかけて色彩が変わる山々と、武雄の家がどのように調和していくかを愉しみに本日も想建中です。