四三嶋の家、少しずつ想像がカタチになってきました。天井の梁には黒のステンレスブレースが幾何学的に並びます。通常ブレースは建築の強度として使用します。しかし四三嶋の家では、これからの暮らしの愉しみとして、活用していきます。ブレースからは、様々なハンギングプランツ等が住まいに多様な色彩と、ゆらぎをもたらしてくれます。
屋根は大きめのアールの波板を使用しています。通常の角波のガルバリウムを使用せず、シンプルで空間が愉しみになるウェアハウスのように仕上げていきます。四三島の家では「0」のような住まいに、ご家族で「10」までを自由に愉しみながらつくっていきます。隙間なく詰めすぎることなく、ご家族の暮らしに合わせた最適な余白を考えながら、想建していきます。