最近では地鎮祭を、行わない方も増えてきているそうです。様々な理由があるでしょうが、原口想建では、地鎮祭、上棟式をほとんどの施主様が行います。実は地鎮祭は、最も古い記録では「日本書紀」に「鎮祭」として記述があり、およそ1,300年も歴史がある儀式です。土地の神様や、工事の安全や建物の末永い繁栄など様々な祈願を行います。祈願はもちろんですが、施主様やご家族、大工や設計士など住まいに携わる方々が一同に集まり、今までの歩みと、これからの近い未来と遠い未来について語らいます。
そして、これから共に建てていくといった想いをひとつにしていきます。この想いこそが原口想建のそれぞれの力を発揮し、良い家づくり結びついていきます。
そして上棟式も同じく、ここまでの道のりに感謝をし、柱、棟、梁など住まいの核となる部分を造り、最後に棟木を組みます。
この時に一同を空を見上げる姿は、既存の住宅を購入するといったことにはない、これからの暮らしを楽しみにする何よりも変え難い体験です。
これからまた世代を超えて親から子へ一生の暮らしへ繋げていきます。