小石原の家、無事上棟を終えました。春の気配が色濃くなった木々に囲まれ、この土地らしいやわらかな空気の中、多くのご縁に恵まれた、にぎやかな一日となりました。
棟が上がり、ひとつの節目を迎えるこの日。世代や立場を越えて人が集まり、自然と輪が生まれていきます。
声をかけ合い、笑い合い、手を動かしながら過ごす時間の中で、住まいは少しずつ“かたち”だけでなく、“関係”としても立ち上がっていきます。
その後、ご親族や関係者の皆さまが集まる場にもお招きいただき、火を囲みながら、言葉を交わすひとときへ。
これまでの思い出や、これからの暮らしのこと。地のものをいただきながら、ひとつひとつの話が、ゆっくりと重なっていきます。
笑い声の中に、ふと生まれる静かな時間。そのどちらもが、この住まいに流れていくものとして、自然と受け継がれていくように感じられました。
住まいは、図面や素材だけでつくられるものではなく、こうした時間や人とのつながりの中で、少しずつ深まっていくもの。
関わる人の数だけ、想いが重なり、それがやがて、この場所の空気となっていきます。
人のつながりの中で育まれていく住まいを、これからも丁寧にかたちにしていきます。
本日も想建中です。