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想建中。

九月二十八日|自由が丘の家|最適な余白

1000008689   株式会社原口想建


自由が丘の家、
新たな暮らしに向けて
着々と進んでいます。

まずは広々とひろがる一階の空間から、
この家がもつ素の姿を確かめていきます。

床や天井を剥がし、
あらわれた柱や梁、屋根を支える骨格。

これまで隠れていたものを一度あらわにすることで、
そこから想像する暮らしと、
空間に必要な余白を
あらためて見つめていきます。


1000008679   株式会社原口想建



天井は高く、
頭上には長い時間この家を支えてきた
大きな梁と鉄骨。

その広さを
ただそのまま活かすのではなく、
新たな木を削り出し、
空間の中で一本ずつ組み上げていきます。

広すぎず、狭すぎず。


自分の声や体温、
人の気配や空気の流れが、
壁や天井を伝い
ほどよく自分のもとへと返ってくる。

そんな適度に包まれるような空間には、
広さだけでは生まれない
暮らしの安心感があります。

1000008918   株式会社原口想建



自由が丘の家で使う
新たな木材も少しずつ揃い、
住まいの中へ運び入れていきます。

これから陽を浴び、
時間とともに少しずつ色づいていくことを想像しながら、
なるべく木そのものの質感を残していきます。

杉には節の少ないものを選び、
新たな木の素直な表情と、
この家に残る柱や梁が重なるように。


過去の時間を消してしまうのではなく、
新たな時間だけを際立たせるのでもなく。

これまでと、これから。
そのあいだにある余白を整えながら、
また次の暮らしへと紡いでいきます。

暮らしを紡いでいく時こそ、
余白を大切に。

本日も想建中です。


1000009500   株式会社原口想建