光が丘の家、いよいよ11月のお引き渡しに向けて最後まで細部の仕上げにこだわっていきます。プランや設計等をベースに想いをカタチにしていきますが、時には実際のカタチにする際に気づきが現れます。それは従来の方法の選択ではなく、暮らしを想像しながらつくることにより、新たな造形に進化していきます。
リビングにあるちょっとしたカウンターデスク。通常は、天板の支えとなる側面の板材は、L字型に床までそのまま壁のように落としていきます。しかし、その少しの側面が仕切りのようになり、リビングとの乖離が生まれます。その乖離を生み出さないように、金具の棚受けを取り付けることも可能です。ただ金具の棚受けでは、「取り付けた」ことになります。天板や、ウォールシェルフ、窓の木枠からまた離れてしまいます。そのため、今回は当初から変更して、木での棚受けを新たにカタチにしました。
些細なことかもしれませんが、この気づきの連続が、より良い暮らしを引き寄せます。光が丘の家は、11/8(土)に完成見学会をおこないます。ぜひ、観て触れて香って、写真や文字では伝わらない、細部のこだわりを体感しにご来場ください。また新たな出逢いを愉しみに、本日も想建中です。