理容ミゾカミさまの住まいも、少しずつ空間のかたちが見えてきました。
ロフトの床下地にもなる板材には、細かなスリットの入った板材を使用しています。
さまざまな化粧を施し、きれいに見せることだけを考えるのではなく、素材そのものの素顔をどのように活かしていくかを考えます。
化粧を施すことに気を取られると、そのための下地を何層にも重ね、いつしか暮らしの想いまでその奥に隠れてしまうことがあります。
ご家族の想いを汲み取り、できるだけ素直に住まいを組んでいく。
簡素や質素ということではなく、必要以上のあしらいを付け足さないこと。
必要なものを見極めることは、ご家族の想いにも、住まいにかける費用にも寄り添うことにつながります。
一方、ロフトには暮らしの中のちょっとした余白を。
効率や利便性だけでは測れない、暮らしの余白や遊びもまた、日々を愉しむための大切なものです。
はっきりと意味を決めすぎず、好きなときに、好きなように。
その日の気分や心の赴くままに使える、かろらかな暮らしを目指していきます。
それはきっと、髪を整えるだけではなく、人が憩い、気持ちまで軽くなっていく理容ミゾカミさまのお店にもどこか通じているのかもしれません。
少し涼しくなった風に吹かれ、暑さの疲れもかろらかになりつつ。
本日も想建中です。