久留米市城南町にある、理容ミゾカミ様の母屋とお店の建て替えがあらたに始まりました。
親子二世代で営まれ、地域の方々に長く親しまれてきた理容室です。
理容椅子に腰をかけ、カットクロスを巻く。ハサミの心地よい音に包まれながら、仕事や趣味、最近の出来事、子どもやお孫さんの話まで。
気がつけば、自然と会話が弾み、時間がゆっくりと流れていきます。
終わったあとにそっと出される一杯のコーヒー。
髪を整えるだけではなく、心まで整えてくれる時間が、この場所にはありました。
店先で迎えてくれるステンドグラスも、長くこの場所を見守ってきた風景のひとつ。訪れた方が穏やかな気持ちになり、その笑顔がまた溝上様ご家族の喜びへとつながる。そんな日々の積み重ねが、理容ミゾカミという場所を育ててきました。新しい建物になっても、受け継ぎたいのは建物の形ではなく、そこで育まれてきた時間や空気。飾り立てるのではなく、これまでの営みを丁寧に辿り、崩さず、壊さず、新しいかたちへとつないでいきます。理容室と住まい、それぞれの時間を大切にしながら、地域に愛され続ける場所をつくっていきます。溝上様ご家族、そして地域の憩いの場を想い、本日も想建中です。