山家の家、外観を終え、内装の工程へと進んでいます。
リビングから窓越しに広がる庭。大きな窓を連ねて視界をひらくのではなく、暮らしの中での“視線のあり方”に目を向けていきます。
それぞれの空間から見える先に、ご家族の気配や景色、日々の営みがどのように映り込むかを想像しながら、窓の位置や大きさを丁寧に整えていきます。
窓から見える景色を主役にするのではなく、暮らし全体の風景を整えること。その積み重ねが、住まいの質をかたちづくります。
素材そのものが持つ表情に、これからの時間が重なっていきます。
外壁は、下地の素地をそのままに。木や木枠は、年を重ねるごとに色を深めていきます。土間は、雨や土を受けとめながら、少しずつ染み込み、この場所に溶け込んでいきます。
それぞれ異なる変化が、重なり合いながら、互いを引き立てていきます。
ゆっくりと伸びてきた日の入りを感じながら、今日も想建中です。