大刀洗町栄田にて、新たなリノベーションが始まりました。
はじまりは、ご家族様からいただいたお風呂の改修についてのご相談でした。
お話を重ねながら、普段の暮らしや住まいの使い方をひとつひとつ見つめていくなかで、部分的な改修だけではなく、これからの暮らし全体を整えるご提案へと広がっていきました。
床の間のある続き間には、大きな窓からやわらかな光が差し込みます。これまで客間として使われていた空間を、家族が集い、ゆっくりと過ごせるリビングへ。
住まいの中心となる場所へと整えていきます。
表の素材を取り外すと、土や木、石といった自然素材が現れました。
長い年月を経ながらも、これから先の暮らしを支えてくれる確かな土台が残されていました。
小屋裏に残る力強い梁や構造材にも、先人たちの知恵や工夫が息づいています。過去から受け継ぐべきものと、これからの暮らしに必要な心地よさ。その両方を見つめながら、栄田の家らしい住まいへと手を加えていきます。
新しいものへ取り替えるだけではなく、風の通り道や光の入り方、木の香りや素材の手触りまで。
目で見て、鼻で感じ、肌で触れながら、心地よく過ごせる環境を整えていくこと。
リノベーションだからこそ、今ある価値を見つめ直し、
過去の世代を超え、次の世代へ住み継いでいける住まいを想建中です。