二丈の離れ、上棟。土地均し、基礎をつくり、木を建てていきます。この一日にまた新たな気持ちがぎゅっと詰め込んでいきます。ただ組み立てるだけではなく、木の呼吸にあわせて僅か差を現場で調整していきます。このミリ単位での腕前が、これからの暮らしに影響していきます。ミリのズレが多く集まれば、やがて大きなズレへとつながります。人の暮らしと同じように、木も毎日変化していきます。
機械化や効率化など様々な恩恵もありますが、毎日の変化には最終的に人の手や、これまでの経験値が必要になります。本当の注文住宅、自由な暮らしづくりを追い求めてきた原口想建の腕前「ARMS」を今日も磨いて暮らしに繋げていきます。