久留米市にて、元々事業所兼倉庫だった場所を住まいへとリノベーションしています。鉄骨や、鉄で出来た階段、コンクリートで打たれた床、無造作にある窓。様々な制限、制約がある中での住まいづくり。ただその中でどういった暮らしをしていくか、しっかり想像し、少しずつ課題を新たな住まいへと変換していきます。
大きなフロアをひとつずつ下地からつくり込んでいきます。1階から2階まで高さもあるために室内に足場を組み、ボードや下処理も時間をかけてすすめていきます。住まいづくりにおいて制約や制限かならずついていきますが、原口想建では、そこを妥協や諦めでなく、暮らしに変えていく提案をおこなっています。鉄骨も、取りのぞくのではなく、一つの大きな梁として眺めたくなるように仕上げます。吹き抜けから見える窓も、窓の比率を変え、工場から住まいへと変えていきます。リノベーション、リフォーム、一戸建てどのような環境でも、制限の中での自由をつくりだし、ご家族の暮らしを想いながら、本日も想建中です。