日中には、まだ夏の強い陽射しが残る頃。
それでも早朝や夕暮れ時になると、風の涼しさや空の色に、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
これまで長く使われてきたショーケースや調理台、調理器具が、新しい工房へと運び込まれてきました。まったく新しい店舗として始めるのではなく、これまで歩んできた軌跡と、手に馴染んだものを受け継いでいく。
使い続けてきたものには、積み重ねてきた時間がある。
そこへ、この場所から始まる新しい想いが交わり、過去と未来がひとつの線につながっていく。
その線の先にあるのは、お菓子を手にしたお客様の喜ぶ顔。
ショーケースの位置を整え、調理器具を納め、ひとつひとつの居場所を確かめていく。
九月二十日のオープンに向けて、工事はいよいよ大詰め。
夏から秋へと移りゆく景色の中で、これまでの時間とこれからの想いを重ねながら、想建中です。