朝倉市のケーキ工房かしの実様。少しずつ、屋根や外壁の彩りが整ってきました。
ケーキ工房に隣接する住まいの外壁には、落ち着いた色合いの杉板を、一枚ずつ表情を見ながら交互に組み合わせていきます。
工業製品のように均一につくられた素材ではなく、節や色味、焼け方まで違う自然素材だからこそ生まれる表情。
ただ綺麗に並べるのではなく、一枚ごとの個性を見極めながら、なるべく余すことなく、お店や住まいへと活かしていきます。
店舗側のシンボルとなる、高く大きく伸びた屋根には、天然石でもある粘板岩を。
重厚感を持ちながらも、光や雨、時間によって表情を変え、自然のやわらかさも感じられる屋根へと仕上がっていきます。
また、一枚ずつ色合いの異なる天然石の中から、かしの実様全体の雰囲気を考えながら、チョコレートのように少し茶色やオレンジがかった石材を選び、丁寧に整えていきます。
既製品や樹脂素材では出せない、自然素材ならではの揺らぎや深み。
素材そのものを愉しみながら、お店と住まい、どちらの時間も心地よく包み込む空間づくりを進めています。
この屋根や外壁が、かしの実様の風景となり、何よりの看板となっていくことを愉しみに、本日も想建中です。