以前お引き渡しした久留米市六ツ門の原口製ぱん様が、七月二十日にオープンしました。店先には焼きたてのパンの香りが漂い、その香りに誘われるように、朝早くから多くの方が列をつくりました。
オープンの時間には、親子でお客様を迎え、店内には自然と笑顔が広がっていきます。
棚には焼きたてのパンが並び、パンの形や香り、焼き色、そして何より味わいが、原口製ぱん様らしさを伝えていました。
お店づくりというと、レイアウトやデザイン、ロゴや内装に目が向きがちです。もちろんそれらも大切です。
しかし、「店」という言葉の語源は、商品を並べ、お客様に見せる「見世棚」から生まれたと言われています。
本来、お店の主役はそこに並ぶ商品であり、それを届ける人です。
見た目からお店を考えるのではなく、商品の素材や背景、 それをつくる人を深く知ることから、 長く愛されるお店はつくられていく。
私たちも住まいづくりだけでなく、 店舗づくりでも、 いつもそこから考えています。
原口製ぱん様には、焼きたての香り、パンを選ぶ楽しさ、店主との何気ない会話がありました。
これからこの香りが、久留米のまちの日常となり、食卓の当たり前となり、長く愛されるパン屋へと育っていく。
そんな未来が自然と浮かぶ一日でした。