お問い合わせ
日々是好日
IMG 2058   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2057   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2059   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2054   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2053   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2050   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2051   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2052   株式会社原口想建

#image_title

IMG 2047   株式会社原口想建

#image_title

https://diamond.jp/articles/amp/390154

 

赤いうすしお、黄色いコンソメパンチ、青いかっぱえびせん。半世紀、当たり前にそこにあった色が、すっと抜け落ちている。

中東情勢の緊迫化で、印刷インクの原料が手に入りにくくなった。多くのメーカーが、値段を上げる、量を減らす、という道を選ぶ中で、カルビーは見栄えを捨てた。色を諦めても、欠品させない。届け続ける。

「致し方なく値上げさせていただきます」という、丁寧で、整った、よくある謝罪文よりも、この白黒の袋のほうが、よほど熱がこもっている気がした。言葉ではなく、判断そのものでメッセージを発している。

私達もそう。昨日も何かヒントがないかと矢部村の山に居た。

いま原材料が上がり続けている。木も、金物も、断熱材も、人の手間も。多くの会社が、見えないところで仕様を落とし、見える部分だけ整える。プリントの木目で、シートの石目で、お客様の目に届く一瞬を取り繕う。

その逆をやりたい。

私たちが届けるべき「中身」とは何か。

艶のあるカタログの写真ではなく、無垢の床の足触り。

飾り立てた装飾ではなく、地震の日に家族を守る骨格。

営業の言葉ではなく、職人が汗を流して残した仕事。

色を捨ててでも中身を届ける。
その覚悟が、価格に対する一番誠実な答えなのだと思う。

値段が上がるなら、それは「申し訳ありません」ではなく「これだけの価値をお預かりします」と言える中身に翻訳する責任が、つくり手の側にある。

もう一度、私たちは何を提供しているのか。
本当に必要なのは、どこなのか。
汗水流して、ちゃんとお返ししたい。

本日も、日々是好日〜。