人間は社会的な生き物だと言われています。
生きるのに必要なものをすべて自分ひとりで手に入れることはできない。他者がいなければ、秘密を打ち明けることも、教えを受けることもできない。
助け合うために他者を必要とするし、他者とつながり、他者に支えを与えることで幸せを感じる。与え、与えられるプロセスが、有意義な人生の基礎になる。自分の人間関係全体をどう感じているかは、他者から何を受け取り、他者に何を与えているかに直結している。
家庭の中でこのような人間関係を築くのを意識するのは当然だと思われています。
毎日顔を合わせる最も近い他者なのですから。当然の事です。
その一方で日本は仕事場の環境が変化してきました。割り切った関係はいつしか人生で1番長い時間を過ごす職場の居心地を悪くしていきました。週末の為の毎日の我慢の時間は、定年の逃げ切りというような考えも助長しました。そんな思考の中、日本のものづくり、品質低下も起こり、更に厳しい環境を巻き起こしていきました。
原口想建は住宅業界で最重要とされる項目(性能やブランド名の安心感)を目的とせず、それはあくまでも目標としてお客様に意識していただいてます。(私達にとって努力が必要な難しい課題ではないからです。)
それよりも目的をどう叶えるのか?を考え抜きたいと思っています。そこにはいつも『何を受け取り、何を与えるか。』があります。与えるには強い人間力が必要です。そんな人は居ない。。と一瞬思えた時があったかもしれません。一人一人集め、気持ちを整えていくのにはぶつかり合い、涙した事もありました。
今となってはこの日のこの時間、
これからの時間の為のスパイスだったんだろうと懐かしんでいます。
この仲間達だからこそ、人として信頼でき、安心できる人だからこそ、お客様にはお家の相談をしていただきたいと思っています。
建てたいのは想いであって、建築物を競うものでもありません。相手がいるから起こる感情。
比較してどちらが良かったか、、をできる買い物ではありません。一組でも多くのご家庭を支えていけるように、素晴らしい仲間と共に最幸を目指して今日も家を作っていきます。
本日も、日々是好日〜