国道に面して、お隣が中牟田というバス停 人も通れば車もよく通る。原口想建は落ち着く場所というのをコンセプトにしているので、田舎の景色を映す為に窓高さと窓の種類を選抜しています。
時には家族目線で 人が背景だったりもして語らう場を作ってみたり
収穫した場所を眺めながら採れた野菜を食べたり。
家族の時間を観察したり
実は選ぶ事ができて、空間の中では1番大事なんじゃないかと 思うわけです。 多分皆さんそう思うのではないでしょうか。
しかし建築士の世界で見てきた窓というのは、 資格試験の時からでしょうか、、大きな窓を南側に、、というのを繰り返し擦り込まれてきました。
実際にハウスメーカーさんや、建売のお家をよく見てみると 資格を取って名前だけでお仕事されてる方々が設計したのか、現地を全く見ずにCADで書いたのか、この原口想建の近くで国道沿いであったり、パチンコ屋さんなど目の前にあるにもかかわらず大きなリビングから繋がる窓が沢山配置されていたりしています。
暮らしを設計するというのは、こういう違和感を一つずつ取り除いて整えて、設計者は想像の部屋の中で一度リビングにでも腰掛けてみるものだと思います。
何かおかしい日本の現代の建築。 もはや建築と言っていいのかすら分からなくなるくらい違和感の 多い建物が自由設計を1番活かせる田舎なのに多く存在してきて います。
心地いい、愉しい、心豊かになる気づきが得られる ポイントを散りばめて人の心も育ってくれたら嬉しいです。
本日も、日々是好日〜