注文住宅で予算オーバーしたときに検討すべき事とは?

2022/05/30

注文住宅で予算オーバーしてしまう原因って?

そもそも、注文住宅で予算オーバーが発生してしまうのはなぜなのでしょうか?注文住宅で予算オーバーしてしまう主な原因は5つあります。

予算オーバーの原因1.費用に関する知識不足

注文住宅で予算オーバーをしてしまう原因として最もよくあるのが「お金に対する知識不足」。注文住宅を建てるのに必要な資金や自分が住宅ローンとして借り入れできる金額など、費用に対する詳細な下調べを行わずに概算を出そうとしているケースが見受けられます。

住宅にかかる費用は土地代と建物の価格だけではありません。地盤の調査費用や排水溝の工事費用、現場の管理代など、各種の付帯工事費用や諸費用がかかります。建物の価格に加えて1000万円以上かかることも少なくありません。

また、住宅ローンとして借り入れられる金額を楽観的に見積もり過ぎているというケースもあります。費用の下調べは綿密に行ったうえで注文住宅の概算を出すようにしましょう。

予算オーバーの原因2.土地が高すぎる

高すぎる土地を選んでしまい、結果的に予算オーバーになるケースも見受けられます。

家づくりに必要な費用の3~4割は土地代、と言われることがあるように、土地の価格は注文住宅を建てる上で非常に重要ですが、いくら良い土地を手に入れても予算がオーバーしてしまっては理想の家は建てられません。

例えば、アクセスの良い希望の街にありながらも、日当たりに若干難がある・形状が複雑といった理由で安価になっている土地がある場合もありますから、不動産会社やハウスメーカーに相談し、良い土地を安く手に入れるための情報収集をしたうえで土地を選びましょう。

予算オーバーの原因3.希望の優先順位がつけられていない

注文住宅では、自分の理想を実現しようと「あれもやりたい」「この機能もがあったらもっといいだろう」とついつい要望を詰め込んでしまいがち。

細かい希望まですべてを叶えようとすれば、膨大な費用がかかってしまいます。「デザインより間取りが優先」「この設備だけは絶対入れたい」など、希望の優先順位を明確にしましょう。

予算オーバーの原因4.補助金や助成金制度を知らない

住宅を建てる際には、補助金や助成金制度を利用することが可能。2022年現在は主に次のようなものがあります。

  • LCCM住宅整備推進事業…LCCM住宅(脱炭素化住宅)を整備する方向けに、1戸当たり最大140万円を補助する制度。
  • 住宅ローン減税…住宅ローン借り入れを伴う住宅取得の際、金利の負担を減らす制度。10年間で最大200万円の控除を受けることが可能。
  • こどもみらい住宅支援事業…18未満の子を有する、もしくは夫婦いずれかが39歳以下の世帯を対象に、新築住宅を建てる際に最大100万円を補助する制度。
  • 住宅取得時の贈与税非課税枠…父母または祖父母から住宅新築などのための費用を贈与所得した場合、贈与税が非課税となる制度。非課税となる額は最大1000万円まで。
  • 住宅ローン(フラット35)…借入時の金利が返済終了まで変わらず固定される住宅ローン。金利の変動がないため、ローン返済計画が立てやすい。

その他にも、住宅の性能によって保険料が減額される制度、補助事業に参加している施工事業者に交付されたのち施主に還元されるパターンの補助金などがあります。

補助金や助成金制度は年度ごとに改定されることが多いため、直近の情報を必ず確認し、利用可能なものは申請するようにしましょう。

予算オーバーの原因5.住んだ後に掛かるコストを考えられていない

住宅は済んだ後も定期的な点検やメンテナンスなどのランニングコストがかかるため、維持費についても概算しておくことが重要。

アフターフォローの手厚い施工事業者を選べば、ランニングコストを安く抑えることができます。

注文住宅で予算オーバーしたら、ココを見直そう

では、注文住宅で予算をオーバーしてしまったらどこを見直せば良いのでしょうか?見直しのポイントは大きく分けて5つあります。

予算の見直しポイント1.建物の形状を変更する

まずは建物の形状について見直してみましょう。複雑な形になっているようなら、凹凸を減らす工夫をすることをおすすめします。

注文住宅は床面積を基準として費用が計算され、床や壁などに凹凸があると床の総面積が大きくなるため、必要な構造材が増えてしまうのです。

屋根の形状もシンプルな方が屋根材や人件費が抑えられます。床面積を減らすために、例えば「廊下を可能な限り減らす」「ベランダを作らない」「トイレの中に洗面スペースを作らない」といった選択肢も検討してみましょう。

シンプルな総2階の家は安く仕上がるだけでなく耐震性にも優れているので、安全性の面でもおすすめです。生活スタイルを振り返り、自分たちに必要な空間かどうかを再考してみましょう。

予算の見直しポイント2.間取りをオープンにする

予算オーバーの際の対策として、間取りを見直すことも効果的。部屋数が増えるほど壁やドアに必要な建築資材が増え、費用が上がるため、できる限りオープンな間取りにできないか考えてみましょう。

オープンな間取りの家は開放的な印象になるだけでなく、部屋数が多い家より風通しや採光が良くなるというメリットもあります。

間取りの工夫としては、例えば以下のようなものが挙げられます。

  • 子ども部屋を分けない…子ども部屋は、後々「間仕切りを入れる」などで対応可能なケースがほとんど。最初から壁を作ってしまうと、子どもが独立した後1部屋に戻したくなった際に高額なリフォーム工事が必要となるため、建てる際にはオープンにしておく方が良いでしょう。
  • 和室を作らない…和室は畳が必要になるため、洋室よりも費用がかかります。和室がどうしても必要な理由がなければ、作らない方がコスト削減につながります。
  • 窓を減らす…窓の多い家は採光に優れていますが、数が多すぎると寒さや暑さを防ぎにくくなります。断熱のためには高価な材質を使うことになるため、必要以上の窓は無くしてしまった方が経済的です。
  • 水回りをまとめる…水回りのスペースを同じフロア内に配置すれば、給水配管のコストが削減可能。1階と2階のトイレを同じ位置にする、キッチンとバスルームを隣り合わせにするなど、可能な限り近い位置にまとめましょう。

「施主支給」にできないか相談する

施主側が建材や設備を用意して、施工だけ業者に任せる「施主支給」という方法もあります。

施主支給にすると、より安い店やアウトレットなどから建材や設備を調達することができるため、材料にかかる費用の削減が可能に。海外からの輸入品や手作り品、生家の思い出の品なども使える可能性があるため、コストダウンしつつ住居にオリジナリティを出したい方にもおすすめの方法です。

施主側の調達が難しいものもありますが、カーテン・照明・エアコン・表札といったものは比較的トラブルにならず調達可能でしょう。また、以前の家のものをそのまま使うことも可能です。

安価な設備を利用する

家の中の設備を安く抑えることができないかも考えましょう。設備は消耗品。すべて最新式のもので揃えたくなりますが、数年~十数年で交換しなくてはならない上に、機能が多すぎて使いこなせず、結局は従来品で充分だった…といったことにもなりかねません。優先順位を下げて考えた方が良い部分だと言えるでしょう。

家の中の設備を安く済ませるには次のような方法があります。

  • 造作家具ではなく既成の家具を使用する…家のサイズに合うよう作られた造作家具は確かに素敵ですが、値段は既成の家具の何倍もします。機能はほぼ変わりませんので、既成品を使うのが賢い方法です。
  • 型落ち品やアウトレットの利用も検討する…人目につきにくい場所のもの、また型によって大きく機能が変わらないものに関しては、型落ち品やアウトレットを利用するのが良いでしょう。使い心地はほとんど変わりません。
  • 施工会社経由で安く仕入れられる店がないか尋ねてみる…施工会社によって、懇意にしている家具や家電、設備の会社があるケースも多く存在します。施工会社経由で仕入れればかなり割引になる可能性が高いので、ぜひ相談してみましょう。

外構は後日にする

予算オーバーの際、最後に見直したいのが外構です。外構とは、家の前にある塀や門、駐車場などのこと。家族のプライバシーを守るために欠かせないものですが、すべてまとめて工事をすると100万円以上かかることが多いため、後回しにできる部分がないか考えましょう。

始めは最低限の部分だけ工事をして、経済的に余裕が出てからオプションとして付け足していくこともできます。

また、外構に関しては必ず相見積もりをとるようにしましょう。施工業者によって価格が大きく異なるため、相見積もりを取るだけで何十万円もコストカットできることがあります。

予算オーバーしたら、「規格住宅」を視野に入れてみては

「削れるところは削ったけど、それでも予算オーバーしてしまう…」という悩みを抱えている方におすすめしたいのが、「規格住宅」という選択肢。ここでは、「規格住宅とは何か」、「規格住宅のメリットとデメリット」について説明します。

規格住宅とは

「規格住宅」とは、あらかじめ決められたいくつかの規格の中からデザインや設備を選び、組み合わせて作る住宅のこと。

注文住宅にくらべるとやや自由度は落ちますが、規格が元からできあがっているため、短期間で費用を抑えて仕上げることができます。

規格住宅のメリットとデメリット

規格住宅の主なメリットとして、次の4つが挙げられます。

  • 低コスト…用意された規格の中から自分の好みと予算に合わせて選択するため、後から追加で費用がかかることがほぼありません。自分の思い描いていたものに近いデザインが規格の中にあれば、抜群のコストパフォーマンスが期待できます。
  • 打ち合わせが少なく、短期間で完成…従来の規格を使用するため、注文住宅に比べると打ち合わせの回数も少なくて済みます。
  • 安全面に優れている…プロがしっかりと規格した家なので、耐震構造などの安全面に優れているのも規格住宅の特徴。商品として完成した設計・構造なので、施工中のトラブルが起きにくい点もポイントです。
  • イメージした通りのものができる…規格住宅の場合は過去の事例を見ることも可能なので、施主のイメージ通りの住宅ができあがります。注文住宅のように「自分のイメージが施工業者に伝わりにくい」、「実際完成した家を見たら自分の想像と違った」という問題もほとんど起きません。

デメリットははじめにも書きましたが、注文住宅より自由度が少し落ちること。間取りや設備などは基本的に規格から変更できないため、「デザインからこだわって世界に1つしかない家を建てたい」「複雑な形の土地に建てたい」などの要望には、残念ながらこたえることができません。

逆にいえば、デザインや間取り、設備などにそこまでのこだわりがない方には、規格住宅はデメリットよりメリットの方が大きいと言えるでしょう。

規格住宅にかかる費用

規格住宅の相場は坪単価35万円~70万円ほどです。注文住宅の相場は坪単価75万円~90万円と言われていますので、2割~5割程度安く抑えることが可能です。

注文住宅品質の、1830万円の規格住宅とは

規格住宅のメリットを最大限に活用し、可能な限り設備やデザインの選択肢を増やすことで、「注文住宅の品質で規格住宅を建てる」ことにこだわったのが原口想建の「レディ・メイド」。

創業当初から積み重ねてきた注文住宅のノウハウを活かした規格住宅プランで、完全な注文住宅とまったく同レベルの家を、注文住宅よりコストを2割抑えた価格で提供しています。

注文住宅だと予算をオーバーしてしまうかも…という方は、高品質で良心価格な規格住宅プランを検討してみてはいかがでしょうか。

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