三苫の家。
外観や構造が出来上がり、それぞれの空間が少しずつ見えてきました。
窓の向こうに何が見えるのか。そこからどのように外の風景を愉しむのか。
空間がかたちになってきた今、もう一度、ひとつずつ確かめていきます。
三苫の家には、深く軒を出したゆっくりと過ごせる外の空間があります。
これからウッドデッキをつくり、外に出て一息ついたり、室内からその風景を眺めたり。
中にいても、外の広がりを感じられる空間へと整えていきます。
そのために、住まいの角をとっていきます。
住まいをつくる中で自然と生まれる直角の壁。
その角によって視線が遮られ、空間がそこで途切れてしまうことがあります。
そこで角をそのままつくらず、斜めにひとつの面をつくる。
視線がその面に沿って外へと抜け、室内から見える風景にも少しずつ広がりが生まれていきます。
外にいると見上げる軒天も、室内から自然と目に入るように。
中と外を分けて考えるのではなく、ひと続きの風景として整えることで、どちらにいても心地よく一息つける場所になっていきます。
決まった造りに捉われるのではなく、そこでどのように過ごし、何を見て、何を感じるのか。
暮らしから見えてくることをもう一度ひとつずつ確かめながら。
本日も想建中です。